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みっちー日記3 40代の楽しい生き方

目標は誰よりも楽しく生きること!

2016-01-20 石川啄木の「戯れに母を背負いて・・・」がわかるようになってきた(№187)

石川啄木の短歌に

 

戯れに母を背負いて

そのあまり軽きに泣きて

三歩歩まず

 

というのがあります。

 

内容は、

 

「ふざけて母親を背負ってみたら

あまりの軽さに母の老いを感じ涙が出てきて

三歩あるくこともできなかった」

 

という感じですね。

 

さて、実家に帰って思ったことといったら、両親が健在であることです。


そのありがたさが身に沁みます。

 

今回特に用があって帰ったわけではないのですが、帰るだけで喜ばれるようになりました。もうわたしは両親にとって遠い人なのです。

 

ただ会う度に両親の老いを感じざるわけにはいきません。見かけもしゃべり方も。


おまけに話す内容もお葬式の話やお墓の話などチラホラ出てきます。

 

だから、いままではいつやってくるかわからない両親の死だったのですが、今は否が応でも意識してしまうのです。


そうするとぼんやりと哀しくなってきます。

 

母はもう80歳。いいおばあちゃんです。

昔は怒られてばかりでしたが、今は全然怒られません。

 

そんな母と話していると、啄木の「そのあまり軽きに泣きて三歩歩まず」の気持ちがわかるようになっちゃったんだなぁと思いました。


もちろん本当におんぶしたわけではないのは言うまでもありません。

 

そんな母には少なくとも100歳まで生きてほしいですが、それはちょっと難しい注文ですかね。

 

出来損ないだった私は、父に怒られ、母に怒られ、妹とはケンカばかりで、実家なんぞは全然好きではありませんありませんでした。


でも、実家に戻るたび、できるだけ実家に帰るようにしようという思いが強くなってくるのでした。